null_spacer beatmania III THE FINAL コンバージョンキット
 BMIIIFINAL_1  BMIIIFINAL_2  BMIIIFINALr_3
 という訳でbeatmania III THE FINALのキットを入手。

 beatmaniaIIIシリーズのコンバージョンは基本的にHDD,CD-ROM,セキュリティプラグの変更で
 可能ですが、APPEND CORE REMIXからAPPEND 6thMIXへのコンバージョン時に
 SPU-ROM(写真3枚目)の交換が入った為、SPU-ROMを対応した物に交換しなければ
 CORE以前と6thMIX以降の間でソフトを入れ替える事ができません。
位置バージョンラベルサイズCRC32内容
SPU-3Q初代,CORE972 SPU A014Mbit(524,288byte)308DBCFFSPUプログラム
6th以降A21 JC A0398EA367A

 BMIIIはコンバージョン時にセキュリティ書き換え作業等も存在しない為、SPU-ROMが
 対応した物であればバージョンの入れ替えはおそらく自由にできるかと思われます。
 ※当方ではFINAL→初代へのバージョンダウンが可能である事を確認しています。
  (初回起動時にバックアップクリア作業のみ必要)
  よって、もし直接のバージョンダウンが不可能だった場合でも、一旦初代を起動させれば
  その後任意のバージョンへ変更できるかと思います。

 とりあえずいつもの如くオープニング動画を。
 [ニコニコ動画]  [YouTube]

 ちなみに今回、キットの他にIIIFINALで使用していたメイン基板・SPU基板・EXTEND基板も
 入手できたので、バックプレーン(ケース)基板とCD-ROMドライブを除き、beatmaniaIIIを
 動作させられる構成が2セットになりました。以前キーボードマニアの基板を入手(後日紹介)し、
 その基板のバックプレーン基板がIIIと同じ3スロット構成だったので、そちらの方と
 組み合わせて動作させられるかどうか、そのうち試してみたいと思います。
 成功すれば夢の2台同時起動が……('x`)

null_spacer IIIFINAL
 IIIFINAL_1  IIIFINALr_2
 えーとまぁ取り急ぎ。そのうち動画でも。

null_spacer beatmaniaIII基板(Firebeat)
 ※各画像はサイズが大きいので注意
 beatmaniaIII 基板全景
 という訳で、beatmaniaIIIの基板を入手したので中身とか。
 今回は筐体をバラしてもらったのを入手できたんで、コンパネとかも揃ってますよ。ありがたや。
 基本的にはPop'n,KM,PPPと同じFirebeat基板です。
 BMIIIは3枚の基板構成で、外部メディアはCD-ROMとHDDを使用しています。
 基板は上からSPU基板、MAIN基板、EXTEND基板となります。

 beatmaniaIII SPU基板  beatmaniaIII MAIN基板  beatmaniaIII EXTEND基板
 上の写真1枚目はサウンド関連を制御するSPU基板です。
 本来はこの上にエフェクタ基板が載っていますが、それについては後述。
 SPU専用に68000CPUと、音源チップとしてRF5C400を搭載しています。
 IIDXのTWINKLE基板とほぼ同等の仕様みたいですね。

 2枚目はメイン基板です。
 パラパラパラダイスの物と比べると、メモリチップやサウンドチップ等の構成が
 微妙に違っていますが、基本的には同じ物ですね。PPC403GCX使用です。

 3枚目はEXTEND基板です。
 BMIIIではFDDとエフェクタ基板の接続・制御に使われています。
 この基板はキーボードマニアでも使用されているようです。

 beatmaniaIII 基板ケース
 バックプレーン基板とドライブ類。
 本来は右側に空冷用ファンとレールがありますが、掃除の為に取り外し中。
 CDドライブは本来TEAC CD-540Eが使用されていましたが、故障で動作しなかった為
 太鼓の達人で使用されていたDVDドライブに換装しました。問題無く動作しています。

 beatmaniaIII エフェクタ
 そしてエフェクタ基板。SPU基板と音声を入出力し、EXTEND基板からMIDIで制御されます。
 ……実はこれ、ZOOM ST-224というサンプラーの中身そのまんま。
 サンプラー部分は使用せず、あくまでエフェクタとしてのみ使用しています。
 IIDXのDVDプレイヤー並に強引な実装だったんですねぇ。なんかガッカリ。('x`)

 beatmaniaIII シリアル基板
 これは本体の基板ではなく、コンパネ部分に内蔵されているI/Oシリアル基板です。
 BMIIIは他のシリーズと違い、鍵盤部分もシリアル変換してメイン基板へ接続されます。
 又、ネオン等の制御も全てこの基板経由で制御されています。
 ちなみに、写真左側の基板がシリアル基板で、右側の基板はヘッドホン端子専用アンプです。

 beatmaniaIII スクラッチ構造  beatmaniaIII スクラッチ構造2
 ついでにIII筐体のスクラッチ構造。
 初代BM、IIDXは円盤のスリットをフォトセンサーで検出する形式でしたが、
 IIIは回転をマイクロエンコーダへ伝えて認識する形になっています。
 実質的には同様の仕組みかもしれませんが、より精度が高くなっているようです。
 ちなみに、テストモードでの数値は0〜1023の10bitで表示されています。
 (初代BMとIIDXは0〜255の8bitで表示されています)

 とりあえずこんな感じで。
 入手できたソフトは初代だけですが、COREでは削除された曲も多いのでまぁ嬉しい所です。
 基板やコンパネ部分の状態も、サビ等はありますが正常に動作していて良かった良かった。
 beatmaniaIII コンパネ
 なので、とりあえずササっとコンパネ作っときましたね!!!11(^^

null_spacer ついに ねんがんの
 基板  タイトル画面  デモ画面
 詳細後日。


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