■beatmaniaIII基板(Firebeat) ※各画像はサイズが大きいので注意 という訳で、beatmaniaIIIの基板を入手したので中身とか。 今回は筐体をバラしてもらったのを入手できたんで、コンパネとかも揃ってますよ。ありがたや。 基本的にはPop’n,KM,PPPと同じFirebeat基板です。 BMIIIは3枚の基板構成で、外部メディアはCD-ROMとHDDを使用しています。 基板は上からSPU基板、MAIN基板、EXTEND基板となります。
上の写真1枚目はサウンド関連を制御するSPU基板です。 本来はこの上にエフェクタ基板が載っていますが、それについては後述。 SPU専用に68000CPUと、音源チップとしてRF5C400を搭載しています。 IIDXのTWINKLE基板とほぼ同等の仕様みたいですね。 2枚目はメイン基板です。 パラパラパラダイスの物と比べると、メモリチップやサウンドチップ等の構成が 微妙に違っていますが、基本的には同じ物ですね。PPC403GCX使用です。 3枚目はEXTEND基板です。 BMIIIではFDDとエフェクタ基板の接続・制御に使われています。 この基板はキーボードマニアでもMIDI入出力で使用されている模様。 バックプレーン基板とドライブ類。 本来は右側に空冷用ファンとレールがありますが、掃除の為に取り外し中。 CDドライブは本来TEAC CD-540Eが使用されていましたが、故障で動作しなかった為 太鼓の達人で使用されていたDVDドライブに換装しました。問題無く動作しています。 そしてエフェクタ基板。SPU基板と音声を入出力し、EXTEND基板からMIDIで制御されます。 ……実はこれ、ZOOM ST-224というサンプラーの中身そのまんま。 サンプラー部分は使用せず、あくまでエフェクタとしてのみ使用しています。 IIDXのDVDプレイヤー並に強引な実装だったんですねぇ。なんかガッカリ。(‘x`) これは本体の基板ではなく、コンパネ部分に内蔵されているI/Oシリアル基板群です。 BMIIIは他のシリーズと違い、鍵盤部分もシリアル変換してメイン基板へ接続されます。 又、ネオン等も全てこの基板を経由して接続されています。 (ネオン等の制御は、この基板へシリアル接続した別のI/O基板が担当) ちなみに、写真左側の基板がシリアル基板で、右側の基板はヘッドホン端子専用アンプです。
ついでにIII筐体のスクラッチ構造。 初代BM、IIDXは円盤のスリットをフォトセンサーで検出する形式でしたが、 IIIは回転をマイクロエンコーダへ伝えて認識する形になっています。 実質的には同様の仕組みかもしれませんが、より精度が高くなっているようです。 ちなみに、テストモードでの数値は0~1023の10bitで表示されています。 (初代BMとIIDXは0~255の8bitで表示) とりあえずこんな感じで。 入手できたソフトは初代だけですが、COREでは削除された曲も多いのでまぁ嬉しい所。 基板やコンパネ部分の状態も、サビ等はありますが正常に動作していて良かった良かった。 なので、とりあえずサクっとコンパネ作っときましたね!!!11(^^
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